
【ニューヨーク=松尾理也、パリ=山口昌子】新型インフルエンザの感染は1日までに、カナダで新たに15人が確認されるなど引き続き世界各地で拡大し、感染者からの二次感染も目立ち始めた。メキシコでは同日から政府機関の業務と経済活動の停止が始まった。
ロイター通信によると、カナダの保健当局者は4月30日、新たな感染者の1人は二次感染が原因とみられると明らかにした。ドイツでは1日、国内で感染者と接した女性1人の感染が見つかり、フランス通信(AFP)は女性は看護師だと伝えた。韓国でも同日、2人が感染の疑いの強い「推定患者」と診断され、2人とも二次感染とみられる。
メキシコ政府は30日、感染者312人を確認したと発表した。このうち12人が死亡した。メキシコでは感染の疑いを含め死者は176人とされていたが、今後は感染が確認された死者数のみを公表するとしている。感染者1人が出たとしていたペルーが同日、感染確認を取り消したため、感染確認国は12カ国、感染者は計約500人となった。
一方、世界保健機関(WHO)は同日、新型インフルエンザの呼称を正式に「インフルエンザA(H1N1)」に改め、使用を開始した。
(産経ニュース)
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