
第一三共は8月10日、自社創製したインフルエンザ治療薬CS―8958の開発で好結果を得たことを発表した。成人(20歳以上)を対象とした第3相臨床試験(MARVEL試験)では、タミフルに対する非劣性を証明。また、小児(9歳以下)を対象とした第2/3相試験では、タミフルより優れた効果を確認した。いずれの試験でも、問題となる有害事象は認められなかったという。同社は年度内の承認申請に向けて準備中。
CS―8958は、タミフルやリレンザと同じノイラミニダーゼ阻害剤。ただ、既存2剤が複数回投与する必要があるのに対し、CS―8958は長時間作用型として1回投与で済むことをコンセプトに開発された。リレンザと同じ吸入タイプ。
研究レベルでは、ブタ由来H1N1型新型インフルエンザウイルスや、H5N1型鳥インフルエンザウイルスに対する効果も確認しているという。
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