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2009/08/25 なぜ沖縄では夏にインフルが蔓延するのか(産経新聞/沖縄は夏にインフルが流行する)

全国的に流行入りした新型インフルエンザで、1医療機関当たりの患者数が29・60人(19日までの1週間)と飛び抜けて多いのが沖縄県だ。インフル感染 は冬に多いとされるが、沖縄は平成17年以降、毎年のように夏に流行している。なぜ沖縄ではインフルが夏に蔓延(まんえん)するのか。

 国立感染症研究所(感染研)によると、沖縄県で最初の感染が確認されたのは6月29日。その後、7月末ごろから新型の感染者が急増した。8月15日には国内初の死亡例が出て、19日には警報も発令されている。

 感染研と沖縄県の合同調査によると、一般の診療所が閉まる週末に患者が特定の病院に殺到し、診療まで4時間待ちとなるケースもあったという。

 7月20日以降の感染者を年代別にみると、20代が最も多く592人(約27%)で、15~19歳が344人(約16%)、5~9歳が317人、 30~49歳が316人(いずれも約14%)。20代以上が46%と全国(約15%)よりもかなり高い水準で、感染研の島田智恵研究員は「感染者の増加と ともに広い世代に広がったため」と分析している。

 沖縄で夏にもインフルが流行する理由はまだ分かっていない。

 ただ、最もよく言われているのが「温暖化説」。一年中暑い熱帯地域では、1つの季節に集中して流行するのではなく、1年に2回以上流行することが多いとされる。沖縄も温暖化で熱帯地域と同様の気候になっているというのだ。

 このほか、お盆の時期に沖縄で行われる伝統行事「エイサー」で人が集まって感染機会が増えるからという「エイサー説」、冷房をかけて湿度が下がり、感染しやすくなった室内に大勢の人が集まるからという「冷房説」など諸説あるが、真相は定まっていない。
産経新聞




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