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2009/08/25 新型ワクチンに「特例承認」を検討―厚労省(CBニュース/輸入ワクチンに特例承認を検討)

厚生労働省は8月25日、新型インフルエンザのワクチンの輸入について、国内での治験がなくても、海外で安全性が証明されていれば、使用を承認する「特例 承認」を検討していることを明らかにした。厚労省結核感染症課の中嶋建介・感染症情報管理室長によると、ワクチンについては前例がないという。

 中嶋室長によると、「特例承認」は緊急性が高い場合のみの、薬事法上の特別措置。通常、輸入したワクチンを国内で承認するまでには、数か月を要するという。通常の手続きを10月から始めた場合、新型ワクチンを年内に流通させるのは難しい。
 新型ワクチンの国内4メーカーの年内の生産量は、1300万-1700万人分。舛添要一厚労相はワクチンの必要量を5300万人分としており、厚労省は3600万-4000万人分の不足分を輸入で補うことを検討している。
 中嶋室長は5300万人分の内訳を、▽基礎疾患を有する人1000万人▽乳幼児600万人▽小中高校生1400万人▽妊婦100万人▽医療従事者100 万人▽65歳以上の人2700万人(うち基礎疾患を有する人600万人)―としたが、これは舛添厚労相の「希望」であり、省としての決定事項ではないとし ている。

 厚労省は接種対象者や接種の優先順位、接種方法、ワクチン代を公費で負担するかどうかなどを9月中に決定する方針。ワクチンの出荷は10月下旬からで、順次接種するとしている。

 また、厚労省は同日、今回の豚由来の新型インフルエンザ(H1N1)については、感染症法12条に基づく医師の届け出を不要とする旨の厚労省令改正を 行ったことを明らかにした。感染症法12条は、「医師は、新型インフルエンザなどの感染症の患者を診断した場合、厚労省令で定める場合を除き、直ちに最寄 りの保健所長を経由して都道府県知事に届け出なければならない」としている。

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