
政府の新型インフルエンザ対策本部(本部長=鳩山由紀夫首相)は12月15日、「新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種の基本方針」を改定し、成人量換算で1億5300万回分のワクチンを確保する方針を示した。接種回数は現在、一部の接種対象者以外は1回でよいとされているため、これまで優先接種の対象となっていなかった健康な成人にも接種が可能となる見通しだ。
10月に出された「基本方針」では、国産ワクチンを2700万人分程度、輸入ワクチンを5000万人分程度確保するとしていたが、今回の改定版では、成人量換算で国産ワクチンを5400万回分程度、輸入ワクチンを9900万回分程度確保するとしている。輸入ワクチンの特例承認などが円滑に進めば、希望者全員に接種できるようになる。
新型インフルエンザワクチンをめぐっては当初、2回接種が必要とされていた。しかしその後、1回接種でも十分な抗体価が得られ、しかも2回目の接種を行っても抗体価があまり変わらないとのデータが得られたことから、一部の接種対象者を除き、接種回数を1回とすることが決まっている。
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