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2009/12/17 新型インフルエンザ:ワクチン接種、中高生「1回」に変更 希望者全員可能に

 厚生労働省は16日、中高生(13~18歳)に対する新型インフルエンザワクチンの接種回数を「当面2回」から「1回」に改めると発表した。同日報告された中高生約100人を対象にした臨床試験で、1回の接種で国際基準を満たす効果が確認されたため、専門家の意見を聞いて変更した。

 これにより、接種回数は▽1~12歳と免疫機能が低下した基礎疾患のある人が2回▽それ以外が1回--とすることで確定した。

 既に感染した患者を除く優先接種対象者の必要量は成人換算で推計約4600万回分になり、国産ワクチン(約5400万回分)でまかなえる。輸入ワクチン(約9900万回分)は優先対象以外の19~64歳(約7250万人)に使われ、承認されれば希望者全員への接種が可能になる。

 厚労省は当初、接種はすべて2回と想定していたが、健康な成人の試験で1回接種と2回接種の効果が変わらなかったことなどから、小児などを除き1回に改めた。ただし13~18歳に関しては、足立信也政務官らの判断で「新たな試験結果が出るまでは当面2回」とされていた。厚労省研究班が実施した試験では、1回接種で十分な抗体価(ウイルスの対抗物質の強さ)の上昇がみられた。

 回数変更を受けた今後の標準的な接種開始は▽0歳児の保護者らと小学校高学年=12月下旬▽中学生と高校生=1月前半▽65歳以上=1月後半。優先接種対象外の健康な19~64歳は輸入ワクチンを使うため、時期が決まっていない。【清水健二】

毎日新聞




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