
厚生労働省は18日、塩野義製薬が承認申請していたインフルエンザ治療薬「ラピアクタ(一般名ペラミビル)」について、来年1月中にも、承認の可否を審議する薬事分科会を開くことを明らかにした。承認されれば初の国産治療薬となる。
厚労省などによると、ラピアクタは点滴タイプの注射薬で、体が弱り薬を飲み込むことができないような高齢者にも投与が可能。1回の接種で回復するまで効果が持続する特徴もある。国内で主に使われているタミフルやリレンザはいずれも海外製品で、1日2回を計5日間接種しなければいけない。
医療現場で薬の選択肢が増えるとともに、国産のため、世界的に治療薬が不足する事態となっても薬の確保がしやすくなる。
塩野義製薬は10月に厚労省へ承認申請。優先的に審査が行われたため3カ月でのスピード承認となる見通し。今月26日に厚労省の薬事・食品衛生審議会の部会と、来年1月に開催予定の薬事分科会で承認の可否を審議する。
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