
日本慢性期医療協会(日慢協、武久洋三会長)は2月10日、医学的な知識を持つ介護福祉士を養成する初の「医療介護福祉士認定講座」を東京で開講した。同協会の会員施設などに勤務する介護福祉士91人が参加しており、15日までの6日間、脳血管疾患管理や口腔ケア、リハビリテーション介護、胃ろうなどの管理、排泄ケア、薬や検査といった医学的知識についての講義や、施設での実習などが行われる。
講義に先立ちあいさつした武久会長は「医療介護福祉士」について、「介護福祉士が看護師の代わりに仕事の一部をするという意味ではない。看護師の資格がないとできない仕事は看護師の仕事」と強調。同講座の目的については、介護現場で医療の知識が乏しいために起こる事故を防止するとともに、看護師などとの「チーム介護」を推進し、介護の質を向上させることを挙げた。
また武久会長は、キャリアブレインの取材に対し、同講座について年4、5回、毎回200人程度を想定しているとした。その上で、1000人以上の医療介護福祉士認定者が出た段階で、認定者の有無による事故やヒヤリ・ハット事例の発生頻度の差などについて、現場調査を実施したい意向を示した。
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