
◇患者に一層の安心を
新型インフルエンザ流行のピークが過ぎても油断は禁物--。明石市大久保町の神明病院で、「インフルエンザ検定試験」を受検、合格した看護師、職員ら40人が「合格証」を胸に付けて勤務している。検定を通してインフルエンザの歴史や最新の時事データを把握することで、患者の信頼獲得やサービス向上につなげる考えだ。【林由紀子】
検定は、インフルエンザの正しい知識の普及を目的にNPO「日本ハートマスク協会」(大阪市住吉区、田尻良理事長)が昨秋、大阪と京都で初めて実施。同病院では院内教育の一環として昨年末、技師や看護師、ヘルパーの他、事務職員ら計42人が団体受検した。
昨夏の新型インフルの感染拡大期には、ワクチンの準備状況や基礎疾患への影響を尋ねたり、発症していない「陰性証明」を求める患者らで、院内が混乱したことも。
水江久一・内科医長は「職員は知識は持っているが、資格を取ることで一層患者さんに安心してもらえると考えた。脅威は消えたわけではなく、今回の教訓を次に生かすことが大事」と語る。合格した受付の医療事務員、原亜紗美さんは「患者さんの質問にも自信を持って答えられる。少しでも安心につなげられたら」と話す。
団体受検は、10人以上で随時実施。問い合わせは、日本ハートマスク協会(06・6690・7918)。
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