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2010/05/02 型インフルエンザ:対応、働くママの苦悩切実--芦屋のNPOアンケート /兵庫

 ◇仕事休んで収入減/クビ心配で休めない
 新型インフルエンザの感染防止のため、県内で公立学校や保育所の休校・休所措置などが行われて間もなく1年。当時、仕事を持った母親が子どもの預け先などで頭を悩ませていたことが、芦屋市のNPO法人「さんぴぃす」のアンケートで改めて裏付けられた。「仕事を休んで収入が減り、生活が苦しくなった」「会社をクビになるのが心配で、休めなかった」など、切実な声が寄せられた。【小坂剛志】
 同NPOは母親の子育て支援に取り組んでいる。アンケートは県の委託事業として昨年9~11月、尼崎、芦屋両市と連携して、学童保育や公立保育所に子どもを通わせている保護者2565人を対象に実施した。
 1330人から回答があり、1週間の休校措置で困ったことでは、子どもの預け先871件▽仕事のやりくり747件▽家から出られない閉そく感487件、などの回答があった(複数回答)。祖父母に子どもの面倒を見てもらったり、会社を休んだ保護者が多いことも分かった。
 「今回の休校は感染防止のために仕方ない」という意見が多かったが、母子家庭を中心に「急な休校で仕事やお金の都合がつけられない」など、生活や仕事への不安を訴える声が目立った。緊急時の迅速な連絡体制の整備などを求める声もあった。
 県内では昨年5月16日に神戸市で新型インフルエンザの国内初感染が確認され、保育所や幼稚園、小中学校、高校などで休校措置が相次いだ。同NPOの河口紅理事長は「働いているお母さんが、子どもの預け先がなく、こんなに困っていた。同じ事態が起きた時、行政や地域でどうサポートできるかを考える必要がある」と話している。
 アンケートは昨年6月に西宮市が実施したものと合わせて、「NPOと行政の子育て支援会議(阪神南地域)」ホームページ(http://hyogo‐kosodate.jimdo.com)で閲覧できる。
〔阪神版〕

毎日新聞




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