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2010/06/23 インフルワクチンの製造株を決定

 厚生労働省は6月23日、今年冬の流行に向けて製造する3価インフルエンザワクチンの株を決定した。新型が「A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm高増殖株X-179A」、A香港型が「A/ビクトリア/210/2009(H3N2)高増殖株X-187」、B型が「B/ブリスベン/60/2008」で、いずれも国立感染症研究所の推奨通り。近くメーカーに決定通知を発出する。

 同日の厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会で、同省の担当者が説明した。

 それによると、このうちA香港型の株は、ワクチン株をフェレットに感染させて得られた血清中の抗体と流行が予測される株との交叉反応性試験で、流行株に対する効果が十分でない可能性が示唆された。ただ、この試験は時間的な制約のため、例年は行われていない。またWHO(世界保健機関)は、インフルエンザワクチン株の評価方法に「動物の血清を用いた免疫試験」を加える必要があるかどうか検討しており、この試験の評価は定まっていない。
 過去には「動物の血清を用いた交叉反応試験」で有効性が懸念されたワクチンが、人に対しては有効だったとの報告がある。また、米国、欧州でも日本と同じ株を使用するという。

 厚労省では、諸外国の評価・対応について情報収集する。また、ワクチンの有効性に関する臨床研究の実施について、その必要性も含めて今後検討する。

医療CB




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