
長妻昭厚生労働相は29日、病原性が高い新型インフルエンザが発生した際、発生から10カ月以内に計2億2000万回分のワクチンを確保する見通しを明らかにした。厚生労働省によると、海外2社から優先的に入手する枠を計9000万回分確保したほか、国内4社が季節性から新型ワクチンの製造に切り替えて対応し、ほぼ全国民に2回接種できる分量となる。
同省によると、ノバルティス社(スイス)から4000万回分の優先的な供給枠を確保した。グラクソスミスクライン社(英)とは、今回輸入しながら未使用のワクチン分(5000万回分)に相当する枠を確保することで合意した。ただ、いずれも輸入時には新たにワクチン購入費用は必要となるという。
病原性の高いH5N1型の鳥インフルエンザなど新型が発生してから2カ月程度で、ワクチンをつくるためのウイルス株を入手、製造開始後6カ月で海外分で供給枠の半分となる4500万回分、国産分(8000万回分)と合わせて1億2500万回分を供給できる見込み。製造開始後8カ月で合計2億2000万回分に達するという。
Copyright (C) 感染症予防と衛生材料の専門店「パンフル」. All Rights Reserved.
運営:メディカル・セブンディー