
宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題で、農林水産省は30日、すべての殺処分対象の牛や豚など計約27万6千頭の処分を完了したと発表した。4月に最初の発生が確認されて以降、続いていた政府の封じ込め策は大きな節目を迎えた。
処分完了で、ウイルスを発生、増殖させる可能性のあるものがなくなった。東国原英夫・宮崎県知事は、県内のイベント延期などを求めた非常事態宣言の一部を7月1日にも解除する方針。県は今後、川南町など発生が多発した地域でも安全性検査や畜舎の消毒などを進め、異常がなければ7月16日午前0時に全県の家畜の移動、搬出制限区域が解除される。
殺処分されたのは、感染疑い例と感染拡大防止のためにワクチン接種を受けた家畜。県によると、平成21年2月段階で県内では牛や豚計約122万9千頭が飼育されており、口蹄疫で2割ほどを失ったことになる。
また、宮崎県都城市は、県などが同市で実施していた安全性調査が終わり、家畜に異常が見つからなかったと明らかにした。都城市の移動、搬出制限区域は7月2日午前0時に解除される。解除対象には鹿児島県曽於市の一部が含まれる。
Copyright (C) 感染症予防と衛生材料の専門店「パンフル」. All Rights Reserved.
運営:メディカル・セブンディー