2010/07/13 <速報>沖永良部島の知名町における新型インフルエンザ(A/H1N1pdm)集団発生―鹿児島[最終報告]|感染症予防と衛生材料の専門店「パンフル」パンフルで検索

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2010/07/13 <速報>沖永良部島の知名町における新型インフルエンザ(A/H1N1pdm)集団発生―鹿児島[最終報告]

 分離されたウイルス6株について、国立感染症研究所から配布された2009/10シーズン新型インフルエンザ(A/H1N1pdm)ウイルス同定用キットを用いて赤血球凝集抑制(HI)試験(0.75%モルモット赤血球を使用)を行った結果、抗A/California/7/2009(H1N1) pdm抗体 (ホモ価5,120)に対して、2,560~5,120とホモ価に近い力価を示した。

遺伝子解析については、分離されたウイルス6株中の4検体(56歳・ワクチン未接種、15歳・季節性および新型ワクチン接種、8歳・新型ワクチンのみ接種、6歳・新型ワクチンのみ接種)について国立感染症研究所に依頼し、情報提供を受けた。

解析の結果、4株とも遺伝子的には同一であり、ワクチン株A/California/7/2009(H1N1) pdmに対する抗原変異株で見られる153-156番目の領域のアミノ酸に変化はなく、抗原性がワクチン株と類似していたという結果を支持した。また、HA系統樹から、これら分離株は、流行の主流であるS203Tクレードに含まれていることが確認された。

一方、NA遺伝子の解析から、275番目のアミノ酸はヒスチジン(H275)であり、オセルタミビル感受性と思われた。

これらのことから、今回、沖永良部島「知名町」で集団発生した新型インフルエンザ(A/H1N1pdm)株については、特に抗原の変異が認められないインフルエンザウイルスであり、昨年度流行したインフルエンザウイルスと同等のものと考えられた。

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