
厚生労働省医政局指導課は9月6日、帝京大附属病院(東京都板橋区)で多剤耐性菌アシネトバクター・バウマンの大規模な院内感染が発生したことを受け、各都道府県をはじめとする自治体の院内感染対策担当課に、防止対策の徹底を求め、アシネトバクター属菌への必要な対策などの資料と、疑わしい事例があった場合の速やかな報告を求める通知を送付した。
通知は、都道府県、政令市、特別区の院内感染対策の担当課にメールで送付。通知を基に各担当課が、管下の医療施設に対して、必要な対策や院内感染を疑う事例があった場合の速やかな報告を指導する。
また、通知と共に送付した国立感染症研究所の荒川宜親・細菌第二部長が作成した資料では、必要な対策として、▽日常的な医療環境の衛生管理の実施と標準予防策の励行▽菌が尿や喀痰などから検出された患者における接触感染予防策の徹底▽病院内の湿潤箇所や、人工呼吸器の衛生管理と消毒などに留意―を挙げている。
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