
医療従事者自身の感染を防ぐために行うのが、スタンダードプレコーション、標準予防策です。
いま、多剤耐性菌の問題が各地で起こっていますが、まずは、原点に返って、標準予防策の徹底を行うことで、患者さんを交差感染から守りましょう。
標準予防策とは、誰でも何らかの感染症を持っている可能性があると考え、すべての患者の血液、汗以外の分泌物を「感染陽性」として扱うことです。
体液(血液、精液、膣分泌物、腹水、胸水、浸出液)
分泌物(唾液、痰、涙、鼻汁)(母乳)
排泄物(尿、便、吐物)
傷のある皮膚、粘膜
これらをすべて感染しているものとして扱います。
上記にあげた湿性のものを直接扱うときは、手袋を使用し、
血液、体液が飛び散る可能性がある場合は、マスク、アイシールド(ゴーグル)、フェイスシールドなどの防護用具を用います。
これが標準予防策のあらましです。
さらに、実際に強化対象のウイルスや菌が明らかになっている場合は、上記の標準予防策の励行に加え、感染経路別の予防策を徹底します。
アシネトバクター・バウマニの場合は接触感染予防策です。
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