
感染拡大防止へ新システム 四国中央市
四国中央市教委は、インフルエンザ感染などの状況をいち早くキャッチするため、市内の園児や児童、生徒の欠席状態が一目で把握できる「学校欠席者情報収集システム」を、今月から導入した。同市は「欠席者が多い学校に対し、迅速に学級閉鎖などの措置をとれ、感染拡大を防げる」と期待をかけている。
同システムは2007年11月、国立感染症研究所(東京都)が島根県の小中学校と協力して開発。四国では、香川と高知が県全体で導入しており、県内でも松前町が今年1月から実施している。
各幼稚園・学校関係者がパソコンで専用サイトに接続し、その日の欠席者数のほか、インフルエンザ、下痢、発熱、腹痛などの症状を入力すると、学校、地域別、欠席者数や症状ごとに自動的に集計され、市教委や四国中央保健所に設置された端末で閲覧できる。
四国中央市では、昨年のインフルエンザ流行の際、欠席者数や感染状況などについて各学校と市教委の間でファクスやメールでやりとりし、手作業でまとめた後、県や保健所に連絡。しかし、市立の7幼稚園(392人)、19小学校(4890人)、7中学校(2606人)があり、煩雑な作業で情報伝達が難航したという。
県教委は県全体へのシステム導入は考えていないとしているが、市教委学校教育課は「他の感染症にも早急に対応できる」と話している。
読売新聞
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