
県保健薬務課は16日、県内全域を対象に感染性胃腸炎警報を発令した。感染例の大部分は感染力の強いノロウイルスによるものと見られるという。
8〜14日に県内で689件の感染が報告され、国立感染症研究所が定める警報レベルとなる「1医療機関当たり1週間で20人以上」の発症を確認したことによる措置。ノロウイルスは手や食品を介して口から感染するが、感染すると、吐き気や下痢の症状が出て、幼児や高齢者では重症化する場合がある。嘔吐(おうと)物や便に大量の菌が含まれているほか、除菌がほかの菌と比べ難しく、感染力も強いため、高齢者施設や幼稚園、保育園などで感染が広がる可能性が高い。
同課によると、室内の除菌に使う除菌液は、市販の台所用塩素系漂白剤の原液5〜20ミリ・リットルに1リットルの水を加えて作ることができる。手洗いだけでは完全な除菌は難しいため、室内の消毒を徹底することが必要。食材からも感染するため、十分な加熱も呼びかけている。
同課は「今年は早くから感染が増え始めた。消毒の徹底を」としている。
読売新聞
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